
ハロー Gumiです!
今回はラグジュアリーミニマリストである私が100着→35着まで手持ちの服を減らせた流れや考え方の
変化についてお伝えしていきます!
ミニマリストを目指したいのに
なかなか服が絞れないっ!って方は
ぜひ最後までお付き合いください!
ミニマリストファッションへの誤解
まずは大前提、
ミニマリストらしいファッションとはなにか?
というところについてお話していきます。
一般的にミニマリストのファッションと聞いて先行するイメージは
かの有名なスティーブ・ジョブズの
黒タートルにデニムを合わせたスタイルや
マーク・ザッカーバーグのグレーTシャツに
デニムを合わせたものではないでしょうか?
下記のような自伝本でもアイコニックな姿が
採用されていますね。
極力シンプルで、
それでいて堅苦しくないスタイル。
これこそがミニマリストのファッションだ!
と息巻いてユニクロや無印で似たような
服を買う。
これってミニマリズムの根底である
無駄を削ぎ落とすという
考えと全く逆行していて、なんの意味もないなぁと個人的には考えています。
ただぱっと見の見せかけだけを真似するのは、
子どもが仮面ライダーの変身ベルトを
買っているのと一緒
だと私は考えます。
そもそも、ジョブズやザッカーバーグの
選んでいるアイテムは
イッセイミヤケの黒タートルや
ブルネロクリネチのTシャツなど
これ以上ないほどのラグジュアリーなアイテムで、かつ彼らの
信念やライフスタイルに基づいた上で選択されたものとなっています。
毎朝の決断を減らすことで脳への負担を減らすという理屈ももちろん分かりますが、
そこにたどり着くまでのプロセスが
彼らと真似っ子とでは明らかに異なっていることをぜひともご理解いただきたいです。
故に何が言いたいかといえば、
ミニマリストにあこがれて黒タートルにデニム、
スニーカーを買って着回すだけのファッションは
ミニマリズムでもなければおしゃれでもないって
ことです。
誰しも最初はヨクバリスト
そんなふうに偉そうに言っていますが、私も元々物をたくさん持つ人間でした。
服はバリエーションが多ければ多いほど良いと
思っていましたし、
趣味でやっているテニスもラケットやウェアを
たくさん持っていました。
部屋の中には漫画や好きなアニメのフィギュア等、とにかく好きなもので
溢れかえっていました。

今思えば、あれば選択肢が多いことや
自分がそのことを好きなことが
視覚的にわかることが安心感につながっていたのかもしれません。
ミニマリストになるための第一歩として、
自分が本当に好きなもの・大切にしていることを知るということをしますが、まさに
当時の自分は何が大切かが
明確になっていなかったんでしょうね。
余談ですが、物をたくさん持つ人をミニマリストの対義語としてマキシマリストと
呼んだりしますが、以前僕の友人が
欲張りでものを持つからヨクバリストと
言っていました。
結構その表現が気に入ったので、
今後このブログでも
積極的に使っていきたいと思います笑
物を持つことは悪いことではない
ここまで読んでいただいた方に誤解がないよう、あえて言っておきたいのですが、
別に私は物が多いことが
悪いことだとは微塵も思っていません。
先に例を上げたスティーブ・ジョブズだって
部屋は結構散らかっていたみたいですし笑
大切なことは
自分が大切にできるものだけを残すことだと
私は思っています。
当時の私は物が多く、
管理が行き届いていませんでした。
もちろんすべて好きなものでしたが、
服の縫製がほどけていたり
フィギュアが一体なくなっていても
おそらく気づくのに時間がかかったでしょう。
そんな状態はただ物を所持しているだけで、
本当に大切にしている・向き合っているとは
言えないと今では考えています。
故に、ただ漠然と物を減らすとか、
黒無地のTシャツだけを3枚残して
それだけを着回すとかは当ブログでは
全く推奨しません。
ラグジュアリーミニマリストとして、
心から愛せる物だけを残し、
小さな変化にも気付けるくらい大切にする。
そんな考え方を広めていければと思っています。
14歳〜現在までのファッション遍歴
さて、ここからは実際に私のファッション・
ワードローブがどのように
変化してきたかを赤裸々にお伝えできればと
思います笑
現在の手持ち1着1着の解説はまたいつか
したいと思いますが、
現状スーツやパジャマ以外で私服として
所持しているアイテムは
コート〜パンツまで含めて35着となっています。
基本的には黒ベースで、白のアイテムがちらほら
色や柄物はほとんど手放してしまいました。
シルエットも、昔はオーバーサイズのものや
ワイドなパンツなど様々所持していましたが、
今は細身のスタイルのものばかりを残しています。
それでは、なんとなく人と違う服が着たいと
思い始めた14歳頃から振り返っていきたいと
思います。
14歳~15歳 -中二病期-


自分で明確にこの服がほしいという意思を
出し始めたのはもう少し前からだったと
思うのですが、自分のお小遣いで服を
買い始めたのがちょうどこの頃でした。
まぁなんというか、中学生ですね…笑
このときは多分流行とかスタイリングとかは
何も考えず、ただかっこいいと思ったものを
買っていたんだと思います。
ある意味本当に好きなものだけを着用できてましたね笑
はじめの方はライトオンで買っていて、途中から
エム・エフ・エディトリアルというお店に
ハマったのをなんとなく覚えています。
16歳~18歳 -無個性大衆ファッション期-


高校生〜大学入学ぐらいまでは一番無個性な時期ですね。
コーディネートを掲載するSNSであるWEAR
(今もあるのかな?)を見ながら見様見真似で
選んでいた覚えがあります。
RAGEBLUEやZaraが多かったですね。
19歳~20歳 -派手好き期-


大学へ進学してからはとにかく派手なスタイルが
好きになりました。
ロックテイストなファッション主体に、
アイテムの個性と個性をぶつけるような
スタイリングで今見るとだいぶガチャガチャ
していますね笑
ブランドとしてはZaraやHARE、
BLACK Comme des Garçonsを
メインに集めていました。
21歳~24歳 -モード全盛期-


この時期になると今でもメインで着用している
LadmusicianやLithium hommeを
集め始めました。
これまでの見た目重視ではなく、少し背伸びして
質の良いアイテムを集め始めました。
リチウムは落ち着いたアイテムを、ラッドは
シーズンごとに出ている特徴的な柄物を主に
好んでいました。
24歳~25歳 -サンローラン全盛期-


社会人になってからはずっと好きだった
サンローランをいよいよ集め始めました。
スモーキングやスキニー、ブーツといった
メインアイテムからラバリエなどの小物も
ほとんどサンローランで固めていましたね。
この頃になると無地のアイテムや
サンローランの中でも特に意味深い
ブランドらしさが残るアイテムなど
その背景まで考えながら選んでいましたね。
26歳~現在 -ラグジュアリーミニマリズム期-


これまで培ってきた経験をもとに、
本当に自分が好きなもの、
今後も好きであり続けられるものだけを
選定し購入するようになりました。
(と言ってもほとんど買わなくなりましたが)
また、これまで集めていたアイテムについても、
価格や思い出にかかわらず10年後も着ていると
断言できる物だけを残し、
それ以外は手放しました。
今後のファッションについて
25年1月現在、世の中のファッションの流れは
クワイエットラグジュアリーへと傾いています。
これはこれまでのストリートの反動だけでなく、
サスティナブルなど環境的な観点もあるのでしょう。
クラシックは不変という言葉もありますが、
流行り廃りに流されない上質なファッションは、
今後ますます需要も出てくるかもしれません。
まぁただ、そんな世の流れは関係なく、
自分の好きなスタイルをつらぬく。
それこそが一番のミニマリズムなのかな?と
思っています。