
ハロー Gumiです。
「ミニマリズム」と聞くと、
常に真新しいものを少しだけ
持ち、古くなったらすぐに買い換える…
そんな無機質なスタイルを
想像される方もいるかもしれません。
でも、私の考える「ラグジュアリー・ミニマリズム」は少し違います。
本当に上質な素材は、
買った瞬間がピークではありません。
オーナーである私たちが袖を通し、履き込み、時間を共有することで、初めて完成品へと近づいていく。
今日は、私が「育てる」ことを
前提に選び抜いた、
愛すべきアイテムたちをご紹介します。
Ⅰ.自分の皮膚になる「リジッドデニム」
まず一つ目は、25年12月に迎え、すでに私のワードローブに欠かせない存在となった
リジッドデニムです。
以前から愛用しているサンローランの
スキニーデニムのような、
ストレッチの効いた快適なデニムも大好きですが、今回はあえて硬く、糊のついたリジッドをチョイス。
その理由は世界に一本、自分のライフスタイルそのものが刻まれるからです。
シュリンク・トゥ・フィットの儀式
リジッドデニムを手に入れたら、
まずはお湯に通して糊を落とし
乾燥機にかけてギュッと縮ませる
(シュリンク・トゥ・フィット)。
この「儀式」を経て、デニムは
私の体型に合わせてフィットし始めます。

履き込むことで必要な部分は綿が伸び、自分だけの形に
フィットします。
シワと色落ちが生む「景色」
最初は鎧のように硬い生地ですが、
日々履き込むことで、膝裏にはハチノス、
フロントにはヒゲと呼ばれるシワが刻まれていきます。
このシワや濃淡のある色落ちは、
意図的な加工では絶対に出せないリアルな美しさ。
私が歩いた距離、座った時間、過ごした日常がそのままデニムの表情になるのです。
Ⅱ.奥行きを纏う「レザーブーツ」
二つ目は、上質なレザーブーツです。
お店に並んでいる新品のブーツももちろん
美しいです。
ですが、 新品は革がピンと張り詰め、
どこか平面的(フラット)で、まだ「顔」がない状態です。

フラットで単一的な表情になります。
履きジワというデザイン
上質なレザーほど、履き込むことでつま先や
甲に美しいドレープ(履きジワ)が生まれます。
この凹凸ができることで、光の当たり方に
陰影が生まれ、ブーツに圧倒的な
奥行きと立体感が出てくるのです。
傷つくことを恐れず、ガシガシ履いて、
週末に丁寧にオイルを入れる。
その繰り返しで輝きを増したブーツは、
どんなハイブランドの新作よりもラグジュアリーな足元を演出してくれます。

形に変形し、美しい凹凸が光の陰影を産んでいます。
ファッションにおいての奥行きや立体感、
光の使い方は過去の記事で詳しく
解説しているのでぜひそちらも
ご確認ください。


モノが溢れる時代だからこそ、
時間をかけて一つのモノと
向き合うプロセスそのものが、
最高の贅沢なのかもしれません。
皆さんのクローゼットには、
5年後、10年後が楽しみになる
アイテムはありますか?
ぜひ「消費」ではなく
「育成」できるようなアイテムを
手にとってみてくださいね。
それでは、また。



