こんにちは!Gumiです。
今回は、企画編第2弾として服と時計についてを語っていきます!
第1弾の車編もぜひ読んでくださいね!
服と時計の関係性
服と時計。その関係性は海より深く山より高い。そう思いませんか?思いますよね。
スマホでいくらでも正確な時間を見ることができる現代において、腕時計というものは実は機能的に必要なものではありません。
しかし、多くの人が虜になってしまうその訳は、時計の意匠性やデザイン性はもちろん、
伝統と技術がわずか数十ミリの箱に詰め込まている芸術性に惹かれるからではないでしょうか?
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そんな時計の魅力を最大限に引き出すために、必要不可欠なのはそれに見合ったファッションだと私は考えています。
例えば、時計の王様パテックフィリップの中でもトップレベルの技術が詰め込まれたグランドコンプリケーションモデル。
時計単体でもとてつもない存在感を放つアイテムですが、ヨレヨレのジャージや毛玉だらけのニットに合わせてしまえば
台無しになってしまいます。
堅牢性と実用性に優れたG-SHOCK。スポーティな格好にはとてもマッチしますが、タキシードと合わせるとどうでしょう?
互いの良さを邪魔しあってしまうと思いませんか?
服と時計。どちらを活かすにしろ、双方に対しての知識や配慮がないと、途端に噛み合わなくなります。
反対に、どちらにも精通しており完璧な合わせ方をしている方は、本当に魅力的に見える。いえ、見せてくれる。
そんな力が服にも時計にもあるのではないでしょうか?
服と時計の共通点
どちらも必要最低限であれば非常に安価で揃えられます(時計なんて百均に売ってますし)が、反対にものすごく高価なものもあります。
特に時計に関しては青天井です。
どちらも男心をくすぐるこだわりや精密さを持っており、良いものを身に着けたいという欲求をかられる。
そんなところが服や時計の共通点ではないでしょうか?
なぜアパレルブランドを時計で例えるのか
そもそも今回、なぜファッションブランドを時計ブランドで例えようと思ったのか。
その理由は3つあります。
①単純に服も時計も好きだから
最も単純かつ純粋な理由です。前回の車編と同じで、好きなものと好きなものの組み合わせとかコラボとかって妄想すると楽しくないですか?笑
②組み合わせを間違えてほしくないから
上でも少し触れましたが、どれだけいい服と時計を身に着けていても組み合わせが間違っていれば互いの良さを打ち消し合ってしまいます。
どちらも安いものではありませんから、このブログを読んでいる方だけでもブランドのイメージを知ってほしいなという思いです。
独断と偏見でアパレルブランドを例えると
ここからは早速アパレルブランドを時計ブランドにたとえてみます。
今回はハイブランドのみならずファストファッションブランドも紹介していきます!
Saint Laurent
エレガンスとロック、そして伝統を兼ね備えたブランドサンローラン。
ここのブランドを時計で表すとどんな時計でしょうか?
私はランゲアンドゾーネのサクソニア・ムーンフェイズなんてイメージにぴったりではないかと思っています。
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ランゲ・アンド・ゾーネは世界5大時計ブランドの一つで、ドイツ発祥のブランドです。
ここのブランドの大きな特徴は、全ての時計に対して2度組と呼ばれる工程を施していることです。
2度組とは1度組み上げた時計をバラバラにし、全てのパーツ(見えないような内部までです)を磨き上げ、再度組み直し、商品として売り出すという方式です。
ドイツのクラフトマンシップ、こだわりの集大成といえるランゲ・アンド・ゾーネの時計の中でも、一際美しい黒色とそこから現れる夜空を彷彿とさせるムーンフェイズが
美しいこの時計こそ、サンローランにふさわしいのではないでしょうか?
サンローランも、代表的なアイテムであるスモーキングジャケットを初め、ロック・エレガンスな世界観には必要不可欠なテーラードジャケットをより美しく仕立て上げるため、アトリエを新設する程、しっかりとこだわって物作りをしているブランドになります。
そんなクラフトマンシップによる美しさを追求したブランドとアイテム。組み合わせて合わないわけがありません。
Hermes
アパレルブランドの王様とも呼ぶべきエルメス。
数あるハイブランドの中でも一際特別な存在であるブランドです。
そんなエルメスにふさわしい時計はパテックフィリップのグランドコンプリケーション5327Jだと思いました。
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パテックフィリップといえば言わずもがな世界5大時計の一つであり、その中でも頂点に位置すると誰もが認める最高峰の時計ブランドです。
そんなパテックの中でも永久カレンダーを有した特別なモデルとなります。
技術力の高さ、細部までこだわり抜かれた品質、業界を代表する存在感。そんな多くの共通点がこの2者にはあるのかなと思います。
エルメスのセットアップにスカーフを巻き、手にはこの時計をつける。そんなエレガンスな大人になりたいものです。
Gucci
アパレル業界の3大コングロマリットの一つであるケリンググループの長的存在であるグッチ。
ストリートファッションに見をまとう者にとっては憧れのブランドの一つでありつつ、テーラリングの技術の高さや繊細な装飾など、エレガンスな大人が
纏うのにもふさわしいハイクオリティなアイテムを提供する両面性を持つブランドです。
そんなグッチにぴったりな時計はパテックフィリップのアクアノートだと確信しています。
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前述したとおり、パテックフィリップは時計界の王様として君臨するブランドであり、ファッション業界のグッチの立ち位置にふさわしいブランドだと思います。
また、今回選定したアクアノートはラグジュアリースポーツ系の時計の中でも一際注目度の高いアイテムです。
ラグスポ時計といえばカジュアルファッションにはもちろん、スーツやフォーマルなジャケットにもしっかりとマッチしてくれるこれまた両面性を持つアイテムです。
中でもアクアノートはバーインデックス主体で12時のみアラビア数字を採用したデザインで、本当にどんなファッションにも合わせやすい時計だと思います。
そんな両面性はグッチとの大きな共通点であり、存在感のある佇まいもぴったりなのではないでしょうか?
Louis Vuitton
ハイブランドの代表格として業界を率いるルイ・ヴィトン。初めてモノグラムデザインを生み出した当ブランドは、まさに王道のハイブランド。
誰もが知る知名度と、ラグジュアリーでストリートなデザインが特徴な今のヴィトンにぴったりな時計はオーデマピゲのロイヤルオーク・フライングトゥールビヨンでしょう。
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ロイヤルオークといえば前述のアクアノートは同様ラグジュアリースポーツ時計の最高峰です。むしろこのジャンルはロイヤルオークが創り出したと言っても過言ではないでしょう。また、トゥールビヨンといえば3大複雑機構の中でも最もポピュラーかつ技術力が試される技術です。
そんな機構を搭載した業界代表格の時計は、まさに時計界のルイ・ヴィトンと呼べそうです。
CELINE
エディ・スリマンがクリエイティブデザイナーに就任し、エレガンスとクラシカル、そして現代らしいストリートな要素が追加された新生セリーヌ。
現在嫌でも注目を浴びるこのブランドにぴったりな時計は何になるでしょう?
私はヴァシュロン・コンスタンタンのパトリモニー・レトログラード・デイ/デイトじゃないかなと思います!
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世界で最も長い歴史をもつヴァシュロン・コンスタンタンは、クラシカルな要素を持つセリーヌにぴったりです。
パトリモニーはデイト表示がかなり特徴的なアイテムです。全体はドレスウォッチのようなエレガンスさを醸し出している中で、遊び心が秘められたこの時計は、
まさにセリーヌそのものと言えるのではないでしょうか?
ZARA
一風変わってお次はZARAです。
アパレル業界の中で最も売上を多くあげているZARAは、ファストファッションながらハイブランドさながらのモード性を売りにしているブランドです。
私も高校・大学のお金がない頃には愛用していました笑
そんなZARAのイメージに合った時計はどんなものでしょうか?
私はフレデリック・コンスタントのハイライフ・ハートビートだと思います。
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フレデリック・コンスタントは高級時計ブランドと同じようにマニュファクチュール(自社でムーブメントまで完全生産できるブランド)です。
なおかつ価格も良心的なため、非常にコストパフォーマンスに優れたブランドとなります。
ドレスウォッチのようなエレガンスな文字盤をステンレススチールのベゼル・バンドで覆ったアクティブなデザインは、まさにZARA愛用者に
付けてほしい時計です!
UNIQLO
お次は日本を代表するファストファッションブランドユニクロ。
誰しも一度は袖を通した事があるであろう超ポピュラーなブランドですよね。
なんと言っても安価かつ高品質なアイテムが多く、国内・外を問わず大人気なブランドです。
そんなユニクロを時計で表すなら、私はセイコーのSCDC085 なんてぴったりなのではないかと考えました。
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セイコーといえばクオーツ方式(電池で動くムーブメント)を生み出した時計界を語る上で外せないブランドです。
上位ブランドであるグランドセイコーは高級時計界の中でも一目置かれるブランドであり、その技術力をシェアしているセイコーもまた、素晴らしいブランドです。
今回選んだモデルは、非常に安価ながらシンプルなデザインでどんなシーンにでも対応出来ます。
なおかつデイデイト表示もあり、日常使いでここまで便利な時計もなかなかないでしょう。
まさにユニクロと瓜二つな時計ではないでしょうか?
番外編 Yohji Yamamoto
車編でも番外として登場したヨウジヤマモト。
実は時計でもコラボアイテムが出ております。
それがウブロのビックバン・オールブラックとなります。
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ラグジュアリースポーツ界を代表する新気鋭ブランド ウブロ。
その中でも最も人気なフラッグシップモデルがビックバンです。
黒の美しさを全面に打ち出したヨウジヤマモトとのコラボアイテムである本時計は、中のムーブメントから文字盤、ベゼルやベルトまで全て
ブラックで統一されたアイテムとなっています。
本日の格言
完全に間違っているものなんて世の中には存在しない。止まった時計ですら1日に2回は正しい時間を指すんだから。
パウロ・コエーリョ
終わりに
世の中には魅力的なファッション、時計が溢れています。
故にその組み合わせを間違えずに互いの魅力を最大限に引き出せるようしていきたいものです。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです!
服X時計、服X車など、何かと何かを組み合わせてほしい!
もしくは他のブランドでもやってほしい!という意見があれば
コメントでぜひ教えて下さいねー!