10月に入って涼しくなってきたし、そろそろアウターの季節。そんなときこんな悩みはありませんか?
テーラードジャケットを着ると、なんだかビジネス感が出るんだよな~…
Gumiです!本日はエレガントな大人モードに必須の「テーラードジャケット」の着こなしについて考えていきましょう!
テーラードジャケットをモードかつエレガントに着こなしたい方のための記事です。
テーラードジャケットとは
そもそもテーラードジャケットでどんなものなの?スーツとは違うの?
同じジャケットではあるけど、シルエットや使い方に違いがあります。
まずは2つを比べてみてみよう!
© 2021 Carlin, inc. All rights reserved.
右側はサンローランのテーラードジャケットを使ったスタイリング、左側はいかにもなビジネススーツです。
両者の違いはどこにあるでしょうか?
違いその1 着丈
テーラードジャケットとスーツのジャケットの代表的な違いは着丈にあります。
スーツのジャケットはビジネスシーンにおいて着用するものであり、機能性やフォーマルさが重視されています。着丈もちょうどお尻が隠れるくらいな理想的とされています。
反対に、テーラードジャケットは着丈を詰めることでフォーマルな印象をやわらげている物が多いです。ただ、最近のクラシカル回帰の流れから、テーラードジャケットでも丈が長いものも多く見られます。
違いその2 生地
一般的に、スーツは細いウールを使用し光沢を持たせフォーマルさを出すことに重きを置いています。また、着用頻度が高いため、シワになりにくいよう配慮されているものが多いです。
テーラードジャケットにももちろん光沢があり華やかなものもありますが、他にもリネンを使ったカジュアルなものから、起毛したウールを使ったマットな印象の色を使った物などバリエーションが豊かにあります。
違いその3 作り
一般的なスーツは立体的なラインを見せるため肩パッドが入っています。これはスーツの原点であるイギリスではスーツ=鎧という考えからくるものです。
カジュアルなジャケットでは、肩パッドが入っていないものも多くあります。このようなジャケットをアンコンジャケット(アンコンストラクションジャケット)と呼びます。
つまりまとめるとこんな感じ。
テーラードジャケット | スーツジャケット |
着丈短い(お尻の半分から上程度が多い) | 着丈長い(お尻が隠れる程度) |
様々な生地を使い表情豊かな風合い | 番手が細いウールを使い光沢を出す |
カジュアルな作りであるアンコン使用も多い | 鎧のような立体感が特徴 |
テーラードジャケットの着こなし
上記のように違いを簡単にまとめてみましたが、実際にはこんなに単純じゃありません。昨今ではビジネスカジュアルも浸透してきて、テーラードジャケットをビジネスシーンで着用することも多くなってきました。
また、ラグジュアリーブランドで出されるテーラードジャケットには、上記3つの違いを無視した製品も多く存在します。
では、日常生活でテーラードジャケットを着用する上で、ビジネス感をなくしつつ、エレガントさを出すにはどうすればいいでしょうか?
ここからはテーラードジャケットの着こなし方に着いて見ていきましょう!
まず、2枚の写真をご覧ください。
一枚はスーツ着用、そしてもう一枚はジャケット着用の写真になります。
ちなみに私のインスタの写真です。フォローしてね笑
今回着用のジャケットは着丈がお尻の半分ぐらい、肩パッドも入っておりフォーマルな印象のアイテムです。
しかしどうでしょう?この写真にビジネス感を感じますか?感じませんよね。
個人的な意見ですが、ジャケットはやはりフォーマルな方がカッコいいです。それをどうデイリーユーズしていくかがポイントだと思います。
今回のコーディネートでは、Tシャツにスキニーデニム、ブーツを合わせ、少しカジュアルダウンをしております。
ただし、全体の色合いはモノトーンにし、シルエットもシャープにする事でエレガントさを損なわないよう配慮しています。また、首元にラバリエを巻く事でエレガントな要素を足しています。
このように、ジャケットがだすフォーマルすぎる印象をビジネス感から遠ざけつつ、気品や美しさを残すよう着こなすことが最も大切です。
エレガントポイント
テーラードジャケットのデイリーユーズ方法を学んだところで、次はエレガントさを上げるステップアップポイントを紹介しちゃいます!
これは私がスペシャルクリエイターを務めるUniikというアプリの投稿一覧です。
ご覧の通り、私はほぼ全てのコーディネートでラバリエを使用しています。
エレガントさを出す秘訣その1は人が使わない華やかなアイテムを取り入れることです!
まるでパーティに行くかのような、はたまたステージ衣装のような、そんな華やかさを醸し出すためにはラバリエ/スカーフが一押しです!
色とりどりの服や派手な柄を着用し、オシャレを語るのもいいとは思います。
ただ、エレガントをキーワードにするなら、服は極力シンプルに、でも小物で個性を出すことこそ必須要素になってきます。
特に夏は服装がシンプルになりやすい分、取り入れやすいかと思います!冬はマフラー巻いちゃいますしね笑
エレガンスで大人モードを演出するためにも、是非使ってみてください!
エレガントさを出す秘訣をもっと知りたいよ!という方!当ブログのブックマークをしておいてくださいね!
服は上質でシンプルなものを使い、華やかな小物でエレガンスを出す
おすすめのアイテム
僕もエレガントな着こなしができるテーラードジャケットが欲しい!
でも良いテーラードジャケットってどこで買えば良いんだろう?
テーラードジャケットは様々なモードブランドから出ているから、選ぶのも難しいよね。
おすすめを紹介するから、まずはそこから見てみよう!
【ハイグレード部門】
モードを牽引する世界レベルのブランドから、今回は2種類を紹介。
サンローラン
言わずとしれたキングオブモードブランド。
中でもジャケットは専用のアトリエを有しており、ハイクオリティな製品が多いブランドです。
私にとって最も美しいジャケットが並ぶ最高のブランドです。
細身でエレガントなシルエットが特徴。
サンローランはテーラード作成のためのアトリエを有しており、非常に繊細な作りが特徴です!
アレキサンダー・マックイーン
イギリス王室のウエディングドレスをデザインした経験を持つ
サラ・バートンがクリエイティブディレクターを務めるイギリスのブランドです。
スーツの聖地から生まれたブランドということもあり、着た人を輝かせるジャケットです。
余談ですが、イギリスといえばサヴィル・ロウですよね。一度でいいから行ってスーツ作りたいです。
【ドメスティック部門】
非常にコストパフォマンスに優れたアイテムが多い日本のブランドから紹介します。
ラッドミュージシャン
タイトで美しいシルエットもさることながら、特殊な染色技術によって
「ナノブラック」というかなり深い黒色に染められた生地が特徴的です。
音楽性を大切にしているブランドで、細身のシルエットが抜群にかっこいいですよ!
【特別な一着部門】
市販されているものでは満足できない!、人と同じものは着たくない!という貴方には
オーダーメイドジャケットをおすすめします!
自分の身体のラインに寄り添うように作られたジャケットは、唯一無二の相棒になってくれるです!
特にスポーツをされていた方などは、肩幅などのサイズ感が既製品だと合わないこともしばしば。。。
その点、オーダーであれば自分の体に一番フィットした形で仕上げてもらえますし、好みのシルエットを作り出すことも可能です!
オーダー未経験者の方はぜひ一度試してみてください!
特にSuit ya さんは、スーツだけでなくカジュアルジャケットもオーダーできるため、初めての一着にはもってこいだと思います!
お店でオーダーする場合は、セットアップ仕様、単体での使用を想定していることをテーラーさんに伝えましょう。
オーダーしたことないよって方はこちらから流れをチェックです!おすすめポイントも解説しています。
本日の格言
心の優雅さがなければ、エレガンスはない
-Without elegance of the heart, there is no elegance.-
Yves Saint Laurent
最後に
いかがでしたか?
ジャケットというとどうしても身構えてしまう方も多いかと思いますが、意外と知れば簡単に
着こなせるアイテムだと思います!
ぜひジャケットを活用してエレガントなモードライフを贈りましょう!
この記事が面白いと思った方、もっとエレガンスを極めたいと思った方は当ブログをブックマークしておいてくださいね!